おハナマルのつぶやき日記

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【第一弾】『HSC』について考える - 「敏感な子の守りかた絵本」のおすすめ

『HSC』を知るきっかけになれば…

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どうも、おハナマルです。

先日、kokokakuさん主催の『敏感な子の守りかた絵本』の読書会に参加させていただきました。

 

www.kokokaku.com

 

 

※「敏感な子の守りかた絵本」とは、

HSCを育て、HSC子育てに関するカウンセリングや情報発信・コミュニティを運営する心理カウンセラーと精神科医の夫婦による実用絵本

 

(「敏感な子の守りかた絵本」Amazonの内容紹介より)

 

 

この時に感じたことを「まとめよう」「なにか伝えよう」と思うのですが、なかなかまとまらず日が空いてしまいましたが、子供に関わる方の【考えるきっかけ】になるように、少しずつですが記事を書いていこうと思います。

 

 

 

 

目次

1、おさらい:『HSC』ってなに?

2、『HSC』の認知度をあげたい

3、「敏感な子の守りかた絵本」のおすすめ

 

 

 

 

 

1、おさらい:『HSC』ってなに?

一度、このブログでも『HSC』について書いています。


『HSC』とは病気や障害ではなく、生まれ持っての『気質』であるということ

世界の5人に1人が『HSC』であるのにもかかわらず、日本ではその認知度がとても低いこと

『HSC』ってなに?人間の多様性を認めよう - おハナマルのつぶやき日記より)

 

 

『HSC』(=Highly Sensitive Child)とは、

○「ひといちばい敏感」という特性です。

(5人に1人の割合)

 

○生まれつき、よく気がつき、深く考えてから行動します。

 

○悲しみや喜びを、他の子よりも強く感じています。

 

○感受性が強く、豊かな想像力があります。

 

(「HSCの子育てハッピーアドバイス」より - 一部抜粋)

 

 

初めてのことや人、慣れていない場所や人、環境の変化が苦手です

 

人が集まるところや騒がしいところが苦手です

 

物事を始めたり人の輪に加わったりするときなど時間がかかります

 

(「敏感な子の守りかた絵本」より - 一部抜粋)

 

 

人の感情に敏感だったり、匂いや光に敏感だったり、常に周囲からの刺激を受けやすいのが『HSC』の特徴です。

そして、さまざまな子供がいて、その特性はここでは詳しく書ききれないほどです。

 

しかも『5人に1人』という割合でいるというのですから、本来なら特別視することなく当たり前に私たちが知っている存在でなければいけないように思います。

 

 

 

 

 

2、『HSC』の認知度をあげたい

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しかしながら、私もそうであったように普通に生活していると、『HSC』という言葉すら聞かずに過ごしてしまいます。

(私はkokokakuさんのブログを読むまで知りませんでした)

 

このことは、ご本人が『HSP=Highly Sensitive person)』という方、お子さんが『HSC』であるご両親にとっては、あまり良い環境とは言えません。

 

 

 

冒頭でお伝えした【『敏感な子の守りかた絵本』の読書会】に参加されていた方ご自身も、

 

◎ずっと生きづらさを感じていた

◎自分の意見を言えない(我慢してしまう)

◎劣等感を感じやすい

 

ということを今まで感じてこられたのに、それがなぜなのか釈然としていなかったようです。(大人になって本やブログで『HSP』かも、と気がついていった)

 

つまり、『HSP』のご本人までも「HSC・HSP」を知らないがゆえに苦しんでしまう可能性もあるのです。

 

 

これは、単純に『HSC』『HSP』という言葉が、もっと広く一般的に知られていれば、感じなくてよかった苦痛です。なので、この記事をきっかけに『HSC・HSP』に興味を持って知っていただけたらいいな、と思います。

 

 

 

 

3、「敏感な子の守りかた絵本」のおすすめ

 私たちの周りには、いろんなひと・子供がいます。

 

◎すぐ怒る子

◎感動屋さんですぐ泣いてしまう子

◎やりたいことに集中してると、周りのことが見えなくなる子

◎他人のことなのに、自分のことのように感じて傷ついてしまう子

(※これは『HSC』の特性を言っているものではありません)

 

ここまで『HSC』を知ってほしいとは言ってきましたが、だからといって、

「どれが『HSC』に当てはまるか」とか、「こういう行動をしたら『HSC』だ」とか、いちいち判断する必要はないとも私は思っています。

なぜなら、本来、どんなひと・子供でも(HSC・HSPであってもなくても)、「そのひとらしさ」は認められるべきだからです。

 

 

どんな子供であっても、その子供自身の感情を認めてあげる。

なぜ、そのような行動に至ったのかを考えてあげる。

 

 

そして、予備的に「敏感な子の守りかた絵本」を読んで、「こんな子供(HSC)もいるんだ」というのを知っていることで、より子供を否定しなくてすむようになり、親である自分自身も否定せずにすむと思うのです。

 

さらに、

◎子供のやること・言うことが理解できない

◎子供の言動に対して、周り(先生・近所の人)の理解を得られない

そういう方は、この「敏感な子の守りかた絵本」を読んだり、読んでもらったりすると子供を理解する足がかりになります。

 

 

つまりは、子供に関わるすべての方に、この「敏感な子の守りかた絵本」を読んで、『HSC』という気質、"こういうひと・子供がいるということ" を知ることを強くおすすめしたい、と私は思うのです。

 

 

 

<まとめ>

この記事を書くにあたって、本当にいろいろと考えさせられました。

私自身は『HSC』とは無縁に生きてきて、子供も『HSC』ではないと思いますし、まったくの当事者意識のないところにいます。

 

それでもkokokakuさんのブログで『HSC』という気質を知ったこと、自分自身も子育てをし、子供たちの「その子らしさ」を認めることの難しさを知っているからこそ、たくさんのひとに『HSC』という気質について知ってもらいたいな、と感じました。

 

 

正直なところ、本で読んで知っても『HSC』『HSP』の方と直接深く関わったことがないので、実際にお会いしたらどう接していいのかわからなくて不安なところもあります。

 

でも、知ることが第一歩。

 

『HSC』『HSP』である・ないに関わらず、私は私らしく、出会ったひとたちの「そのひとらしさ」を見つけて、素敵な交流をこれからもしていきたいな、と思います。

 

 

それでは。

 

 

 

www.kokokaku.com