みんな人と繋がりたい…
どうも、おハナマルです。
久しぶりにテレビをつけたら、とても興味深い番組をやっていたので、パソコンを開くのも忘れて見てしまいました。
その内容がこちら↓
目次
3、ホームレスの人の仕事をつくり自立を応援する「ビッグイシュー」
1、誰でも『孤立』する可能性がある
「子どもと2人でいても、ひとりぼっちだなって、思うときがあって。」
これは30代のママである女性の言葉です。
きっと育児経験のある女性なら1度は感じたことがあるのではないでしょうか?
【小4・小2・2才】の母である私は、今でこそワンオペ育児をしていても全然へこたれない元気なママになりましたが、長男を一人で育てていたときは同じようなことを思っていました。
パパは夜遅い
ほとんど外には出ない
話せる相手がいない
接する相手は自分の子どもだけ
だれか人と一緒にいれば『ひとりぼっち』ではないのかというと、どうもそういうわけではなさそうなのです。
会社や学校にいても、家族や友達と一緒にいても、実はだれでも『孤立』を感じてしまうことはあるのです。
2、自らの進むべき道を探すための学び舎「侍学園」
そんな、だれでもなりうる『孤立』=『ひとりぼっち』について、改めて考えていくのがハートネットTVで始まった【ひとりぼっちプロジェクト】
そのプロジェクトリーダーが、あなたは“ひとりぼっち”? 「ひとりぼっち」を考える - 記事 内でお話をされている長岡秀貴さんです。
【若者の自立を支援する民間の教育施設「侍学園」】の理事長を務められています。
(参照:侍学園について | 認定NPO法人 侍学園スクオーラ・今人)
<侍学園について>
全ての「学びを求める人」に開かれた学校で、年齢制限や試験・資格はありません。学校や社会で悩みを抱えたひとも、ここで再スタートをしています。
画一的な授業は行わず、ひとりひとりに寄り添い、卒業までの年数は決めずに、仕事が決まった時に本人とスタッフで相談して卒業を決めています。
さらに、私が「いいな」と感じたのが『サムガクプログラム』です。
①生きるための基本スキル(衣・食・住)
②生き続けるための「学ぶ」メインスキル(自分・他人・社会)
③幸せに生き続けるための「遊ぶ」スキル(遊び)
(参照:学園生活 | 認定NPO法人 侍学園スクオーラ・今人)
この「侍学園」の他にも長岡秀貴さんは、ひとが『孤立しない』ためのゲートをたくさん作るために、本屋・居酒屋・無料の就労相談所・美容室を開くなど、幅広く活動をされています。
3、ホームレスの人の仕事をつくり自立を応援する「ビッグイシュー」
さらにこの記事では、上の長岡秀貴さんと【ホームレスの人の仕事をつくり自立を応援する「ビッグイシュー日本」】の代表、佐野章二さんが対談しています。
<ビッグイシューについて>
ビッグイシューは市民が市民自身で仕事、「働く場」をつくる試みです。
2003年9月、質の高い雑誌をつくりホームレスの人の独占販売事業とすることで、ホームレス問題の解決に挑戦しました。
ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。
さらに、さわやかな街を作っていけるように販売者自らが話し合って「販売者の心得」というものを作ったそうです。
路上は人々が出会う公共空間。
さわやかな街角の風景となれるよう、誇りをもって仕事をします。
(販売者の心得 - 一部抜粋)
たくさんのホームレスを見てきた佐野章二さんは、【ホームレスになる条件】についてこうお話されていました。
仕事がなくなって収入がなくなる。収入がなくなって家賃が払えない、家がなくなる。
(中略)
困ったときに助けてって言える人がいない。つまりひとりぼっちだということなんです。
ひとりぼっちになってホームレスになるというのが、ホームレスの条件なんです。
4、【ひとりぼっち】について考える
そもそも【ひとりぼっち】というのはどういう状況なのか…
◎最初に話したママのように『孤軍奮闘』している状況
◎周りに人はいるのに、意見や気持ち的に孤立している状態
◎仕事もなく支援もなく、物理的にも心理的にも『ひとり』の人
さまざまな状況があると思います。
幸い、今の私は【ひとりぼっち】と感じずに暮らすことができています。
これは、自分の気持ちが安定していて、なおかつ、生活していく最低限の基盤があるからこそだと思います。
【ひとりぼっち】になってしまっている人は、どの状況のひとも、自分と向き合う力がきっと残っていません。前を向いて、行動を起こすことができないと思うのです。
私のように余力のある人間が、なにかできることはないのかな?と考えるきっかけをこの【ひとりぼっちプロジェクト】はくれました。
そして、これも私『ひとり』では大きなことはできないでしょう。
それでもこうしてブログでお話することで、読んでくださった方に何か考えるきっかけを与えることができたらいいな、と思い記事にしました。
みんな幸せに、【ひとりぼっち】にならずにすむ、そういう社会を目指すために…。
では。