「フェアで強い日本を目指す」
(リスペクト宣言:リスペクト|サッカーファミリー|JFA|日本サッカー協会 より)
どうも、おハナマルです。
子供たちがスポーツを習い始めたら、勝敗も大切ではありますが、それよりも大事にしたいことがあります。
それが【リスペクト】です。
目次
1、選手としての【リスペクト】とは
日本サッカー協会では、
リスペクトの本質を、常に全力を尽くしてプレーをすること、そしてそれはフェアプレーの原点である
(日本サッカー協会『リスペクト宣言』より)
サッカーに関わるすべての人を敬い、サッカーのルールやサッカーというゲームの精神など、サッカーを取り巻く様々な事柄を『大切に思うこと』としています。
2、『フェアプレー』と『行動規範』
『フェアプレー』とは
◎ルールを理解し、しっかり守ること
◎ルールとは、
「両チームの安全・公平」
「みなが楽しくゲームをする意図をもって作られている」
というものであることを理解すること
◎レフリーや対戦相手に敬意を払うこと
ということを守ることで実践できるプレーのことです。
子供たちがサッカーをやる上で、私が子供に特に伝えたいのは「対戦相手にも敬意を払う」ということ。
相手チームは「敵」ではない。サッカーを楽しむ大切な「仲間」である。
仲間にけがをさせるようなプレーは絶対にしてはならないことである。
(サッカーファミリー|JFA|日本サッカー協会「フェアプレーとは」より)
「対戦相手がいなければ、スポーツを楽しむことができない」ということを理解する必要があります。
そして、その対戦相手は、「悪役」のような「敵」ではなく、共に技を競い合う良きライバルだということを知っておくべきだと思うのです。
日本サッカー協会が掲げる
『行動規範』とは
①最善の努力(全力を尽くして最後までプレーする)
②フェアプレー
③ルールの遵守
④相手の尊重
⑤勝敗の受容(勝利:慎みを忘れない/敗戦:誇りある態度で受け入れる)
⑥仲間の拡大
⑦環境の改善
⑧責任ある行動
⑨健全な経済感覚
⑩社会悪との戦い(薬物の乱用、差別などスポーツの健全な発展を脅かす社会悪に対し、断固として戦う)
⑪感謝と喜び
(「JFAサッカー行動規範」より)
「人として、スポーツマンとして、恥ずかしくない行動をしていきましょう」というものです。
『フェアプレー』も『行動規範』も、スポーツをするときに決して忘れてはいけない精神です。
対戦相手やレフリーへの敬意を忘れた競技者は、世界大会やプロの試合などで見ていても、気持ちの良いものではありません。
そういった『勝敗』だけに関わらない、人としてどうあるべきなのかを子供たちには【サッカー】を通じて学んでいって欲しいな、と母は思います。
3、【グリーンカード】という取り組み
ネガティブなプレーに対して出される『イエローカード』『レッドカード』は、サッカーに詳しくない方でも知っていると思いますが、【グリーンカード】というものがあるのをご存知でしょうか?
【グリーンカード】とは
◎思いやりのあるプレー
◎ポジティブな行動
◎フェアな行動
などをした選手に対し、
「その行動は、とても素晴らしい」
「ファンやオフィシャルは、あなたの行動を認め評価しています」
ということを示すカードです。
このカードの良いところは、
時として、トレーニングや試合でしてはいけないことの方に注意が払われることが見受けられますが、彼らがポジティブなことをしたら称賛や感謝を示すべきです。
これがグリーンカードの背景にある考え方です。
(「グリーンカード制度」より)
という考え方だと思います。
【子供を教育する】という立場になったとき、親やコーチ、監督者として、つい「してはいけない」ことに目がいってしまいがちになるけど、それだけでは子供ののびのびとした教育環境とはいえません。
「良い行いをしたら、認めて褒める」
サッカーの試合などに関してもその考えが反映されていて、【グリーンカード】は、とても素晴らしい制度だといえます。
<まとめ>
私も大好きなサッカー。
それを自分の子供たちが始めてくれたことは、とても嬉しいことです。
サッカーの技術を磨くこともとても大事だとは思うのですが、それとは別に
【チームメイトの大切さ】
【周りの人と協力し合うということ】
【すべての人へのフェアな精神】
など、そういった心の成長をしていってくれるともっと嬉しいです。
サッカーの主役は子供たち。
私は自分のできる範囲で、保護者として、審判として、精一杯こどもたちをサポートしていこうと思います。
では。
参考:リスペクト|サッカーファミリー|JFA|日本サッカー協会
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